ギャンブル依存症の思考回路

パチンコ、スロットで15年間依存症を続けた人間の日記です。

ギャンブルとの馴れ初め③

どうも、クズ人間です。

前回の続き書きます。

 

地獄が始まった時とほぼ同時期に、奇跡的にアルバイトから社員になれました。

ここで一つの区切りとしてパチスロを止めようと何度も試みましたができませんでした。

 

この時から自分に対して嫌悪と軽蔑が始まります。

『自分はなんて弱い人間なんだ。』

『周りは普通に貯金しているのに、自分は毎月のように負債を増やしている。』

 もう二度とパチスロは打たないと強く誓ったのに、次の日にはやってしまうということを繰り返していました。

やめたいのにやめれない毎日が地獄のようでした。

 

依存症は、強い気持ちを持って治すということはまず無理です。

理屈も通用しません。

脳の機能に異常を起こしているので、本能レベルで症状を繰り返します。

この時は食・睡・精の三大欲求より強い欲求レベルでした。

 

そんな事を続けていると、とうとう借り入れも焦げ付き、もうどこからも融資を受けられなくなりました。

その頃には、金融だけでなく、親や、友達からもお金を借りることができなくなり、自分の住んでいるアパートの大家さんに頼み込んで借りていました。

大家さんにもかりることができなくなるとついには犯罪に手を出したこともあります。

 

何度か死のうと思いましたが、今死んだら借金が保証人に選んだ親に迷惑がかかるのでやめました。

流石のクズも死んでまで迷惑をかけたくないと思いました。

 

その日暮らしを続けていると、ある日所持金が全くなくなり、ダメ元で借りられる所を探しました。

ある、サラ金業者に電話をかけ、会社でお話をすることになりました。

 

その日にサラ金会社に行き、面接しました。

50代後半の優しそうな男性が対応してくれました。

 

この日の事は一生忘れない出来事が起こりました。

 

ここから長くなるので次回に書きます。

すいません。