ギャンブル依存症の思考回路

パチンコ、スロットで15年間依存症を続けた人間の日記です。

【ギャンブル依存症から抜け出したキッカケ②】

どうもクズ人間です。

前回の続き書きます。

 

依存症を再発した僕はまた借金地獄に足を踏み入れます。

但し、任意整理中の僕には消費者金融は貸してくれません。

クズの僕は何処からお金を借りようか考えます。

親はダメ、友達もダメ、なら信用がある程度ある大家に借りようと。

ついにほぼ他人のアパートの大家にも頼み込んで借りはじめました。

大家さんは凄く良い人でした。

僕が本当にお金が足りないと思って貸してくれました。

僕はそのお金をパチスロで使うという人間の風上にも置けない事をしていました。

 

それでもお金は足りなくなります。

ついには会社のお金をバレないように抜き、工面ができたら戻すという犯罪にまで手を染めはじめました。

この時の思考回路は、お金が返せないという事が最大の罪で、返せるならどんなに汚いお金でも良かったです。

借りたお金が返せるなら他人のお金を盗むことも考えました。

 

『バレなきゃいい』でした

 

日々やる事がエスカレートしました。

恐らく会社にバレていたらクビでは済まないところまでいきました。

金額で言えば恐らく50万以上は会社のお金を流用していたと思います。

 

いや、恐らくバレていたと思います。

その時の支配人は優しい人でこんな僕を助けてくれて目をつぶってくれていたのかもしれません。

その対応に賛否あると思いますが、その時クビにならなかった事で僕の人生は今を迎えられているんだと思います。

 

そんな最中に出会った彼女と結婚までいき結婚して子供もできました。

何度もパチスロをやめるために努力し、もうやらないと何度も決意しました。

しかし、そのどれもが長くても2ヶ月で再発し何度も地獄に引き戻されました。

寧ろ家族ができた分自分はクズという気持ちが更に強まり、自暴自棄のスパイラルの深みにはまっていきました。

 

 妻子持ちで貯金ゼロ、さらに横領、借金まみれ。

当然妻は借金の事も横領の事もしりません。

騙して結婚したと言っても過言ではないと思います。

 

この時の僕にはお金が最大のコンプレックスで、誰にも言えないものになってました。当然ですよね。死にたかったです。でも死ねませんでした。

 

こんな僕に転機が訪れます。

転機と聞くと光明が見えるとか、脱出の糸口が見つかるとかそんな明るい言葉を連想しますが、クズは違います。

とうとうパチスロと借金の負のスパイラルで家に入れる必要なお金が全く無くなってしまいました。

 

当然妻は僕を問い詰めました。

言い逃れができず、貯金がなく、借金の事を話しました。

 

 

まとまりがない文章を長々すいません。

次回はこの続きを書きます。